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ヘルスケア事業

フレイル健診システムαFROW[アルファ・フロー]

特色

つまり、短く分かりやすく教えて!

フレイル健診システムαFROW[アルファ・フロー]は、測定機器を会場に設置し、医療専門職・測定スタッフを会場派遣のうえ健診イベントを運営します。

その場で、フレイル判定などの詳細なレポートを提出するものです。

健診会場はどんな感じ?

自治体により集められた参加者が、会場一帯に設置された測定機器を使い、今の身体の状態をあらゆる側面から明らかにします。測定の際はスタッフが雰囲気を盛り上げ、あちらこちらから参加者の元気な声が聞こえます。健診を終えると、会場で総合結果を受け取り、医療専門職の方からアドバイスを受けられます。

専門家が推薦!

秋田大学大学院医学系研究科 医学専攻機能展開医学系 整形外科学講座 教授 医学博士 宮腰 尚久

1990年秋田大学医学部卒業,1996年秋田大学大学院博士課程修了,1998年~2000年米国ロマリンダ大学で博士研究員として骨形成因子の基礎研究に従事.2007年秋田大学整形外科学講座准教授,2021年より現職(教授).専門領域:脊椎脊髄外科学,骨代謝学. 主な学会活動:日本整形外科学会(代議員)、日本脊椎脊髄病学会(評議員)、日本骨粗鬆症学会(理事)、日本骨代謝学会(理事)、日本脊髄障害医学会(理事)、日本腰痛学会(評議員)、東日本整形災害外科学会(理事)、米国骨代謝学会(正会員)など.
フレイル・ロコモをIT技術で正確に検査

人生100年時代が唱えられるなか、2022年に日本医学会連合が「フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言」を発表しました。この医学会宣言は、進行し続ける超高齢社会が抱える諸問題に対して、日本医学会連合に加盟する多くの学会が領域横断的にフレイル・ロコモ対策に取り組んで行くという意思表示であり、非常に画期的です。われわれ整形外科医も、これを機会に、フレイル・ロコモ対策に一層、注力していかなければなりません。

アルファシステム社が開発した「フレイル健診システム」は、これまで、アナログ的な手法で行われてきたフレイル・ロコモに関する各種の検査を、IT技術の導入によって効率的かつ客観的に、そして正確に行うことができるシステムです。ネーミングに「検診」ではなく、敢えて「健診」を用いていることからも、特定の疾患の早期発見を目的としたものではなく、フレイルやロコモに関連する多くの事象を包括的に捉えようとするシステムであることがわかります。フレイルやロコモに対する効率的で質の高い健診システムづくりは、わが国にとって喫緊の課題ですが、マンパワー不足の問題などで必ずしも上手くいっておりません。

IT技術を用いたこの「フレイル健診システム」は、マンパワー不足解消の一助となるだけでなく、産官学の連携による今後の健診システムづくりにも貢献できるのではないかと期待しております。

東北大学大学院歯学研究科 口腔機能形態学講座 加齢歯科学分野教授 歯学博士 服部 佳功

東北大学歯学部卒、同大学院歯学研究科修了、博士(歯学)東北大学助手、講師、助教授、准教授を経て、教授(大学院歯学研究科加齢歯科学分野、現職) 日本補 綴歯科学会補綴歯科専門医・指導医、日本老年歯科医学会専門医・指導医日本顎口腔機能学会副会長、ほか
口の衰えを検出しフレイルリスクを知る

〔フレイル健診〕の意義は、〔フレイル〕と呼ばれる状態にあることをいち早く見つけ出すことです。フレイルは、年齢を重ねるとともに気力や体力が衰え、社会とのつながりも乏しくなった状態で、いうなれば介護が必要な状態の一歩手前です。そのままにしておけば要介護に陥る可能性が高いのですが、適切に対応すれば要介護になるのを予防したり、健康を回復したりすることができると考えられています。フレイルであることの気付きを促し、生活習慣を改める契機としていただくことが、この健診の目的なのです。

アルファシステム社の〔フレイル健診〕の大きな特徴は、フレイルだけでなく〔オーラル・フレイル〕、つまり口の健康の衰えを検出している点です。口の健康は栄養と強く関わっており、オーラル・フレイルはフレイルのリスクが高まった状態であることが知られています。オーラル・フレイルを検出対象に加えることで、フレイルかどうかだけでなく、フレイルになりやすい状態かどうかを知る機会としているわけです。

ご高齢の方々がご自身の健康リスクを知り、生活習慣を見つめ直す機会としてこの健診が活用され、健康長寿社会実現の一助となることを願っております。

フレイル健診システムαFROW[アルファ・フロー]が、自治体に選ばれる理由

設営から集計判定までワンストップで

市区町村の介護予防事業を、デジタル活用でもっと効率よく、的確に。

フレイル健診システムαFROWには、健診の企画・運営からその後の集計作業までが、ひとつのパッケージに詰まっています。

集計では、受診者一人ひとりのフレイル判定結果や、15項目の質問票などの回答傾向、歩行能力などの運動機能、さらに口腔機能などの各指標を詳細に把握できるので、的確なリスク把握と効率的なアプローチにつながります。

〝その場で〞結果が出るから、意欲アップ

健診会場がまるで“縁日”に。冒頭でフレイル予防の意義をやさしく説明したあと、最新鋭の体組成機器などが設置されたバラエティ豊富な測定箇所を回っていただきます。スタッフも会場を盛り上げ、前向きな明るい雰囲気です。

フレイルの誘因になりやすいオーラル(口腔)フレイルや、ロコモティブシンドローム(歩行能力の低下)にも完全対応。さらに判定結果は、その場で即配布。すぐに医療専門職からアドバイスを受けられます。

特許

特許取得済

「フレイル健診システム」特許取得
(出願日2020年06月09日 特許第6943395号)

お問い合わせ先

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所在地
〒010-0802 秋田県秋田市外旭川四百刈2-6
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TEL:018-853-1120 FAX:018-853-1102
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